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父の日に贈る一番オススメのプレゼントは

父の日とは一家の大黒柱であるお父さんへ「毎日家族のために頑張ってくれてありがとう」と日頃の感謝を伝える日ですが、正直、毎年のプレゼントに頭を悩ませる事が多かったです。
感謝の気持ちを伝えたくても、それに見合った贈り物が思い浮かばないのです。
逆に母の日はどうかというと、母へのプレゼントは毎年容易に決定する事が出来ます。
私の場合、たぶん父よりも母との方が日頃の会話や接する機会が多く、母の好みや趣味なども良くわかっているからだと思います。
また女性用のプレゼントの種類の方が男性用のそれよりも圧倒的に多いというのも理由のひとつだと思います。
アクセサリーというカテゴリーにしても女性の場合はネックレスやブレスレット、ピアスにイヤリング、スカーフやハンカチーフ等々いくつもが簡単に思い浮かぶのですが、父親へのアクセサリーはと考えるとネクタイピンくらいしか思いつきません。
しかもわたしの父はそもそもネクタイをしない人なのです。
それでも無い知恵を絞り出して、ある年の父の日に紳士用の靴下をプレゼントしたことがあります。
なぜ靴下に決めたかというと、毎日の生活や通勤で必ず履くものだし、無駄にはならないだろうと考えたからです。
色もオーソドックスなものを選べば、もし父の好みと若干ずれていても問題ないだろうとも思ったからです。
だからその時は、スーパーの三足1000円などの安いものではなく、きちんとした紳士用のブランドのお店で数足を購入し、ラッピングも素敵な包装紙とリボンで綺麗にしてもらいそれを父の日にプレゼントする事にしました。
父の日の当日、私は朝からソワソワ、ワクワクしていました。
一生懸命考えて選んだプレゼントを父はどんな顔をして受けとってくれるだろうか。
ビックリして、でもとびきりの笑顔で喜んでくれるだろうか。
前日は残業で帰宅が遅かった父は、お昼近くになってやっと起きてきました。
私は少しの緊張と嬉しさと気恥ずかしさがないまぜになったような変な気持ちのまま父の前へ行き「いつもお仕事を頑張ってくれてどうもありがとう」と後ろ手に隠していたプレゼントを差し出しました。
父は「ありがとう」とだけ短く言って受け取り、煙草を吸いに庭の方へ出て行ってしまいました。
しかもプレゼントの包みを開けずにそのままで。
私はすごくガッカリしました。
時間をかけて一生懸命迷って考えて選んだプレゼントです。
目の前で包装紙を開けて中身を確認して「素敵だな」とか「大事に履くよ」などと言って欲しかったのです。
父のとった行動に意味がわからず、私は少なからず落ち込んで自分の部屋にこもってしまいました。
少し経った後、心配した母が部屋へとやってきたので、お父さんはどうしてプレゼントを開けてくれないのかと疑問をぶつけました。
母もその様子を見ていたので不思議に思い、父に確認してみたところ「後でゆっくり開けてみるんだ。
楽しみに取っておくんだよ。
」と嬉しそうに、でも恥ずかしそうにそう答えたそうです。
私はそれを聞いて、とっても喜んだのを覚えています。
中身を見なくても喜んでくれた父。
私はその時、プレゼントは中身じゃなくて気持ちが大切なんだと、とても大切な事に気付かされました。
父の日にオススメの一番のプレゼントは「ありがとう」の感謝の気持ちだと、私は思います。

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