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父の日の贈り物をどうやって決めるか

父の日の贈り物に悩む人は多いのではないでしょうか。
母の日といえばカーネーション、というように、これと言った定番アイテムが見当たらないことも、そうした要因の一つだと思います。
もちろん、靴下やハンカチなど、デパートに行けばお父さんのためのプレゼントが山と用意されています。
でも、何だかありきたりでつまらないような気がしてしまうのです。
そうして毎年、四苦八苦して父の日の贈り物を選ぶのですが、ある時、他の人はどのように贈り物を決めているのか、聞いてみたことがあります。
ある友達は、「贈り物自体、贈らない」と答えました。
毎年毎年、面倒くさいし、贈っても母親ほどリアクションがなくてつまらない、何が欲しいかわからない、等の理由から、もうだいぶ前に贈ることを止めてしまったそうです。
たしかに、私の父も「贈り物なんていいよ、いらないよ」と言ってくれますが、やはり日頃の感謝をこめて、何かを贈りたいのです。
自己満足かもしれませんが、父の日常に、何かささやかな喜びをプレゼントできたらと、そう思うのです。
他の友達は、「現金を贈る」と答えました。
何を贈っていいのかわからないし、贈っても相手の好みと違っていた場合、かえって申し訳ないけど、現金ならばその心配はないから、とのことでした。
なるほど、これならすべての問題をクリアできる、とは思いました。
が、やはり現金は味気ないようにも思います。
何より、現金は、相手が喜ぶものを一生懸命考える、という行為をあきらめてしまったように思えるため、なんとか他のものを探すことにしよう、と思いました。
贈るのをやめることもしない、でも現金は駄目、と考えていく内、何を贈ってよいのかわからず、父の周囲の人間にリサーチを広げることにしました。
父本人に聞いても「何でもいい」もしくは「何もいらない」という答えがかえってくることはわかりきっていたため、父と接することの多い人間に、父が何を欲しがっているか、聞いてみようと思ったのです。
母は「お酒がいいのでは」とすすめてきました。
父はそれほど深酒をするタイプではありませんが、週に1、2回は晩酌を楽しみ、コップ1杯くらいで上機嫌になります。
なるほど、これはいい案だ、と思い、さらに他の人にも聞いてみることにしました。
父の弟、叔父さんは、「新車を欲しがってたな」と教えてくれました。
確かに、そろそろ車検が近づいていました。
でも、さすがに車は買えません。
色々考えた末、私は父の日に少し高い日本酒と、交通安全のお守りを買い、プレゼントしました。
「新車じゃなくてごめんね」と冗談を言う私に、「いやいや、十分だよ」と父は本当に嬉しそうに笑ってくれました。
結果的に、この贈り物は成功したのではないかと思います。
もしかしたら、日本酒も父の好みのものだったかはわからないし、交通安全のお守りも、もらって嬉しいものだったのかどうか、微妙なところです。
でもきっと父は、私が父のために一生懸命考え、父を喜ばせようとしたことに、気づいてくれたのだと思います。
そして、プレゼント自体より私の気持ちを喜んでくれたのだと思います。
父の日の贈り物を選ぶのは、とても難しいことです。
でも、相手のことを考え、その人を喜ばせようと一生懸命になるという、その行為自体が、一番大切なのではないかと思います。

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